岐阜の宝に人の波、ぎふ長良川花火 有料エリア含め12万人、東海最大級のスターマインに歓声

AI要約

第2回ぎふ長良川花火大会が開催され、約1万発の花火が夏の夜空を彩った。

多彩な花火が打ち上げられ、全国の煙火会社14社が参加した。

岐阜市周辺ではイベントやもてなしを通じて大会を盛り上げ、約12万人が訪れた。

岐阜の宝に人の波、ぎふ長良川花火 有料エリア含め12万人、東海最大級のスターマインに歓声

 第2回ぎふ長良川花火大会(実行委員会主催)が10日夜、岐阜市の長良川河畔で開かれた。約1万発の色鮮やかな花火が次々と夏の夜空に上がり、県都の風物詩が大勢の観衆を魅了した。

 大会テーマは昨年に続き「平和に願いを込めて」。石川県の名匠が能登半島地震の被災者に思いを寄せて打ち上げたスターマイン、東海地方では最大級となる幅600メートルの超ウルトラワイドスターマイン、400メートルのナイアガラ花火のシャワーなど、趣向を凝らした多彩な花火に全国の煙火会社14社が携わった。

 有料席と協賛社席には約2万3千人が来場。会場周辺は有料エリアを含め、約12万人が訪れた。岐阜高島屋が閉店したばかりの柳ケ瀬商店街をはじめ、周辺エリアで大会に合わせたイベントやもてなしがみられ、まちが活気づいた。

 大会は、岐阜市、岐阜商工会議所、岐阜新聞社、中日新聞社などの官民一体でつくる実行委員会形式で開催した。