「へんなでんわ」気を付けて 特殊詐欺被害防止へ孫からメッセージ お盆休み前に栃木県警など広報活動

AI要約

県警などはお盆休み前に、JR宇都宮駅で特殊詐欺の被害防止を呼びかける広報活動を行った。

子どもたちが祖父母向けに防犯メッセージを書いたチラシを配布し、家族で詐欺被害について話し合う重要性を訴えた。

県警は不審な電話があった時に迅速に相談できる環境作りを呼びかけている。

「へんなでんわ」気を付けて 特殊詐欺被害防止へ孫からメッセージ お盆休み前に栃木県警など広報活動

 家族で集まる機会が増えるお盆休みを前に、県警などは8日、JR宇都宮駅で、特殊詐欺の被害防止を呼びかける広報活動を行った。祖父母に向けて防犯のメッセージを書き込めるチラシも用意。子どもたちは「へんなでんわ きをつけてね」などと、思い思いの注意喚起の言葉をつづった。

 宇都宮東署員ら警察官、宇都宮市職員、同駅職員など約10人が参加。チラシや啓発品入りの350セットを駅の利用者らに配った。子どもたちがメッセージを書いたチラシはお盆などに直接、祖父母に手渡すという。

 県警生活安全企画課の福田亮(ふくだりょう)課長補佐は「家族で特殊詐欺について話し合うことが1番の防犯になる。不審な電話があった時、すぐに相談できる環境づくりに努めてほしい」と話した。