広島原爆から79年 鐘をついて平和を祈る さくら市

AI要約

広島に原爆が投下されてから79年の「原爆の日」を迎え、市民が鐘をついて平和を祈る集いが開かれた。

東輪寺で行われた集いでは、原爆が投下された時刻に静かに黙とうが捧げられ、平和を祈る参加者が鐘をついた。

被爆者の体験談も語られ、集いは長崎原爆忌の日にも行われる予定。

アメリカ軍によって広島に原爆が投下されてから6日で79年の「原爆の日」を迎えました。

さくら市のお寺では市民などが鐘をついて平和を祈る集いが開かれました。

1945年8月6日に広島に原爆が投下され多くの犠牲者を出しました。

さくら市鹿子畑にある東輪寺で行われた「平和の鐘をつく集い」。

参加した50人を超える人たちは、原爆が投下された午前8時15分に合わせて静かに黙とうを捧げました。

訪れた一人ひとりが平和への祈りを込めてついた鐘のそばには、小さく燃える炎があります。これは、原爆が投下された広島で見つかった「残り火」を分け与えられたもので、当時の悲惨さと悲しみを多くの人に伝え続けています。

また6日の集いでは、11歳の時に広島で被ばくをして現在は那須烏山市に住む小松宏生さんが当時の体験を語りました。

この集いは長崎に原爆が投下された8月9日にも行われる予定です。