卓球男子団体、鶴岡東は4強ならず 九州北部インターハイ
全国高校総体(インターハイ)では、卓球やバスケットボールなど7競技が行われた。鶴岡東は男子団体で準々決勝まで進んだが、出雲北陵に敗れ4強入りはならなかった。春の選抜大会での敗北をバネに、チームは2年連続でベスト8まで勝ち進んだ。
卓球男子団体では梅木・阿部組が序盤をリードするも逆転負け。選手たちは春の悔しさを胸に、気持ちを切り替えて臨んだが、出雲北陵に敗れた。主将の梅木は、昨年の経験を生かし、チームを引っ張った。
インターハイでは、男子バスケットボールの羽黒、女子バスケットボールの山形中央も敗れた。チームはそれぞれの悔しい結果を受け入れ、次の試合に向けて戦っている。
全国高校総体(インターハイ)は5日、長崎県大村市のシーハット大村などで7競技が行われた。卓球は、男子団体で鶴岡東が準々決勝に進んだが、出雲北陵(島根)に敗れ4強入りはならなかった。女子団体の山形城北は八戸工(青森)に負けてベスト8に届かなかった。バスケットボールは2回戦が行われ、男子の羽黒は阪南大高(大阪)に78-82で惜敗し、女子の山形中央は東海大福岡に56-80で敗れた。
春の悔しさチームに生きた
卓球男子団体の鶴岡東は目標の4強入りに届かなかった。準々決勝で今春の全国高校選抜大会王者の出雲北陵(島根)に内容では肉薄したものの、結果は3敗でストレート負け。第2シングルスで1-3だった2年石塚雄人は「1点を取り切る力が足りなかった」と敗因を語った。
ダブルスの梅木大智・阿部鴻憲組は、序盤から強気に攻めて2ゲームを先取した。ここから崩れて逆転負け。2年の阿部は「始めは大胆に攻められたが受け身になってしまった」と悔い「この反省は来年に必ず生かす」と誓った。
3月に本県で開かれた選抜大会で鶴東は予選リーグ敗退に終わっていた。「声や前に向かう姿勢で劣った。力を出し切る前に負けてしまった」と主将の3年梅木。全員が気持ちをつくり直し、このインターハイは2年連続となるベスト8まで勝ち進んだ。杉野森大輔監督は「春の悔しい経験から、エース梅木が引っ張り、いいチームになった」と選手たちをたたえた。
◆卓球
(長崎県大村市体育文化センター)
▽男子団体3回戦
鶴岡東 3-0 東京学館浦安(千葉)
○石塚 3-0 鈴木
○梅木 3-1 南雲
○梅木・阿部 3-0 宗石篤・宗石経
▽同準々決勝
出雲北陵(島根) 3-0 鶴岡東
○小野 3-0 梅木
○大村 3-1 石塚
○小野・黒田 3-2 梅木・阿部
▽男子ダブルス1回戦
高山・志賀(鶴岡東) 3-1 峯森・尾本(滋賀・草津東)
▽同2回戦
金光・岸本(岡山・関西) 3-0 高山・志賀(鶴岡東)