地元で採れた野菜でお弁当づくり 「ろくのへこどもクッキング」初開催

AI要約

六戸町の幼保連携型認定こども園「こども園おひさま」で地元食材を使った調理体験会が開催された。

町福祉課主催の「ろくのへ元気プロジェクト」の一環で、八戸市のフードコミュニケーションが協力。

園児が自らお弁当やおにぎりを作り、地元食材の豊かさや食事の大切さを学んだ。

地元で採れた野菜でお弁当づくり 「ろくのへこどもクッキング」初開催

 六戸町の幼保連携型認定こども園「こども園おひさま」(小村好子園長)で7月30日、町内園児向けの地元食材を使った調理体験会「ろくのへこどもクッキング」が初めて開かれた。同園の年長児26人がお弁当を詰めたり、おにぎりを握ったりして、地元食材の豊かさや食事の大切さについて学んだ。

 町福祉課が町民の健康づくりや食育を進める「ろくのへ元気プロジェクト」の一環。八戸市の食育料理家なぎさなおこさんが代表を務める「フードコミュニケーション」が協力した。

 会では、町内の農園「ちびっこベジタランド」で園児らが7月上旬に収穫したジャガイモやミニトマトなどの野菜を使用。園児はカセットコンロで米を炊き、枝豆や昆布、ちりめんじゃこと混ぜたおにぎりを握ったほか、ゆでたブロッコリーやシメジとツナ缶を混ぜたサラダなどを調理した。

 彩りに気を使いながら弁当箱に詰めてできあがり。具だくさんのみそ汁も添えられ、大きな声で「いただきます」と言った後、全員でおいしく頬張った。

 深町紗花(すずか)さん(5)は「自分で握ったじゃこ入りのおにぎりがおいしかった」と満面の笑みを見せた。