特製減塩梅干し復活 富山県氷見市の安靖共同作業所

AI要約

安靖氷見共同作業所が2年ぶりに塩分控えめ梅干し作りに取り組んでおり、天日干し作業を進めている。

昨年は人手不足で断念したが、今年は完熟した梅を10%の粗塩と一緒に漬け込み、シソも使用している。

天日干し作業は7月31日から始め、8月2日に終える予定で、お盆すぎに販売予定。

特製減塩梅干し復活 富山県氷見市の安靖共同作業所

 富山県氷見市阿尾のNPO法人安靖(やすらぎ)氷見共同作業所は2年ぶりに特製の塩分控えめ梅干し作りに取り組んでおり、1日は天日干し作業を進めた。

 昨年は人手不足で断念したが今年は6月下旬に市内3カ所で梅を収穫し、このうち完熟した約45キロをシソと一緒に10%の粗塩で2たるに漬け込んだ。シソは同作業所の畑で育てたものも使った。減塩仕上げのため衛生管理や温度調節が難しく、たるは空調で室温を21度にした部屋で管理してきた。

 たるから取り出し、職員や利用者が網の上に丁寧に並べた。職員は「大粒で実もぽちゃぽちゃ。完熟梅を使っているので出来はいい」と自信を示した。天日干しは7月31日から始めており、8月2日で終える見込み。販売はお盆すぎを予定している。