7月30日は「梅干の日」 公園の真ん中にでっかい梅干し インスタ映えスポットとして人気

AI要約

7月30日は「梅干の日」であり、岡山県美作市の湯郷温泉街にある鷺湯公園には巨大梅干しのオブジェがあります。

この巨大梅干しは2013年に開催されたアートイベントの作品であり、「梅干し公園」として親しまれています。

クリエーター佐藤史仁さんが制作した梅干しは、公園をにぎやかにし、観光客にとってはインスタ映えスポットとなっています。

7月30日は「梅干の日」 公園の真ん中にでっかい梅干し インスタ映えスポットとして人気

 7月30日は「梅干(うめぼし)の日」―。梅干しは健康に良く、「難が去る」と言われていることから、「7(なん)が30(さる)」の語呂合わせで制定されたそうです。そんな日には、こちらに行ってみるのはいかがでしょうか。でっかい「梅干し」のオブジェが置かれた公園です。巨大梅干しパワーが、あなたを難から救ってくれるかも!?

 巨大梅干しがあるのは、岡山県美作市の湯郷温泉街にある鷺湯公園です。直径は1.6メートルもあり、公園のど真ん中でひときわ存在感を放っています。この場所は、地元の人たちからは「梅干し公園」の愛称で親しまれています。

 どうしてこんなところに梅干しがあるのでしょうか―。実はこちらの梅干しは、2013年に美作市を舞台に開かれたアートイベント「Mother Art Festival」の出品作品。制作したのは、クリエーター佐藤史仁さん=備前市=です。イベントのコンセプトが「母」だったことから、佐藤さんは幼い頃、母親が梅干しを漬けていた姿を思い出し、直感的に制作したそうです。

 佐藤さんは「(公園は)温泉街の良い場所にあるのに、人があまり集まっていなかった。もったいないと感じ、『異質なもの』があれば、定着するのではと考えた」と話します。今ではインスタ映えスポットとして人気を集め、観光客が梅干しを手に乗せたり、押したりする写真を撮って楽しんでいます。

 青空の下、梅干しをじっくり眺めていると、公園全体が「日の丸弁当」のように見えてきます。この不思議なアートをぜひ体感してみてください。