富士山で「意識がない」との通報…19歳の専門学校生を救助 高山病か 会話可能も意識もうろう

AI要約

富士山で体調不良を訴えた専門学校生(19)が民間のブルドーザーで5合目まで搬送され、救急隊に引き継がれた。

消防が救助要請を受け、現地へ向かった際、男性は意識がもうろうとしており、高山病の可能性があるとみられている。

母親と2人で登山していた男性が、呼吸困難と意識障害を訴え、迅速な救助活動が行われた。

富士山で「意識がない」との通報…19歳の専門学校生を救助 高山病か 会話可能も意識もうろう

8月1日夕方、富士山で体調不良を訴えた東京都新宿区の専門学校生(19)について、警察と消防は現地へと向かった上で、民間のブルドーザーで5合目まで搬送し、救急隊に引き継ぎました。

8月1日午後5時44分頃、富士山の須走ルート7合目を登っていた女性から「息子が動けなくなった。意識がなく嘔吐している。呼吸はある」と、消防に救助要請がありました。

通報を受け、警察と消防の山岳遭難救助隊が現地へと向かったところ、体調不良を訴えた専門学校生の男性(19)は会話が若干できたものの、意識はもうろうとしていたため、民間のブルドーザーで5合目まで搬送し、救急隊に引き継いだということです。

警察や消防などによると男性は母親と2人で登山をしていて、高山病とみられています。