青森・赤ちゃんをトイレのタンクに遺棄 母親(38)を殺人の疑いで再逮捕 交際相手の男性は赤ちゃんの父親ではなかったと判明

AI要約

青森市で赤ちゃんの遺体を自宅のトイレのタンクに遺棄した母親が再逮捕された。赤ちゃんは生後間もない男の子で、排せつ物で窒息させられた疑いが持たれている。

母親は赤ちゃんを遺棄した容疑で7月に逮捕されており、司法解剖やDNA鑑定結果により赤ちゃんの死亡時期や親子関係が明らかになった。

母親と交際相手は妊娠に気付いておらず、男性は赤ちゃんの父親ではない。母親は逮捕後に容疑を否認していたが、再逮捕され妊娠や出産を知らなかったと述べている。

青森・赤ちゃんをトイレのタンクに遺棄 母親(38)を殺人の疑いで再逮捕 交際相手の男性は赤ちゃんの父親ではなかったと判明

7月、青森市で赤ちゃんの遺体を自宅のトイレのタンクに遺棄したとして母親が逮捕された事件について。警察は1日、母親を赤ちゃんを殺害した疑いで再逮捕しました。

再逮捕された青森市金沢5丁目の無職・中野渡恵子容疑者(38)は、7月10日ごろから11日にかけて生後間もない男の子の赤ちゃんをアパートのくみ取り式トイレのタンクに産み落とし、排せつ物で窒息させて殺害した疑いが持たれています。

中野渡容疑者は、赤ちゃんを遺棄した疑いで7月に逮捕されていました。

司法解剖やDNA鑑定の結果、赤ちゃんが産まれたあとに死亡したとみられることや、中野渡容疑者の子どもであることが分かっていました。

警察によりますと、一緒に住んでいた母親と交際相手の男性は妊娠に気付いておらず、男性は赤ちゃんの父親ではないということです。

警察は裁判員裁判に影響を与えるとして中野渡容疑者の認否を明らかにしていませんが、死体遺棄容疑での逮捕後には「妊娠や出産はしておらず赤ちゃんは知らない」という趣旨の供述をして、容疑を否認していたということす。