「朝起きるのがつらかった。周辺が通学路で…かぶり避けていた」医学部の教授秘書が遅刻・早退繰り返し懲戒処分 和歌山県立医科大学

AI要約

和歌山県立医科大学の医学部教授の秘書が、遅刻・早退や虚偽の超過勤務を繰り返し、20万円以上を不正に受給していたことが明らかになった。

女性職員は家の周辺が通学路であることを理由に遅刻を繰り返し、昼休憩を取らずに早退していた。違反行為は匿名通報により発覚した。

結果として女性職員は減給10分の1(3か月)の懲戒処分を受けることとなった。

「朝起きるのがつらかった。周辺が通学路で…かぶり避けていた」医学部の教授秘書が遅刻・早退繰り返し懲戒処分 和歌山県立医科大学

 和歌山県立医科大学で、医学部教授の秘書を務める女性職員が懲戒処分されました。遅刻・早退を繰り返して20万円超を不正に受給したということです。

 減給10分の1(3か月)の懲戒処分を受けたのは、和歌山県立医科大学の医学部で秘書をしている47歳の女性職員です。

 大学によりますと、女性職員は去年7月から今年5月にかけて延べ180日、計45時間の遅刻・早退を繰り返し、給料約5万円を不適正に受給しました。

 また、延べ68日、計126時間分の虚偽の超過勤務の届け出を行い、超過勤務手当約17万5000円を不正に受給したということです。匿名の通報で発覚しました。

 女性職員は、遅刻した理由について「朝起きるのがつらかった。家の周辺が通学路で、出勤が通学時間とかぶるのを避けていた」などと話しているということです。

 早退の理由については、「昼休憩をきちんと取っていなかったから、早く帰っていいと思っていた」などと話し、指摘された行為を認めているということです。