地域タクシー運行 高岡・野村、運賃大人500円

AI要約

高岡市野村地区の地域タクシー「のむタク」が本格運行を始める。住民約80人が出発式に参加し、活気あふれるまちに期待を寄せた。

タクシーは月~金曜の6便で地区内外の68の停留所から利用可能。会員登録をした人が予約することで利用可能で、運賃は大人500円、子ども200円。

出発式では地区の協議会や高岡交通の関係者があいさつし、出発したタクシーを住民が見送る光景が広がった。

地域タクシー運行 高岡・野村、運賃大人500円

 高岡市野村地区の地域タクシー「のむタク」の本格運行が31日から始まるのを前に30日、市野村地域交流センターで出発式が開かれ、住民約80人が利便性向上による活気あふれるまちになるよう期待を込めた。

 タクシーは月~金曜の6便で地区内外のスーパーや公民館、医療機関など68の停留所から乗ることができる。会員登録をした人が予約することで運行する。野村地区まちづくり協議会が運行主体で、運転は高岡交通が担う。会員登録は9月30日までは2千円、10月1日からは3千円が必要で、運賃は大人500円、子ども200円となる。

 式では同協議会の腰雅信会長が「一人一人の声を大切に、地区に愛されるタクシーに育てたい」と意気込んだ。高岡交通の渡辺守人社長、角田悠紀市長があいさつし、坂林永喜市議らが加わってテープカットした。その後、野村小ウインドアンサンブルの演奏に合わせ、参加者が住民を乗せて出発したタクシーを見送った。