大輪と帆船、夜空に輝く 射水で富山新港花火、復興の願い込め

AI要約

第58回富山新港花火大会が海王丸パークで開催され、能登半島地震からの復興を祈願して2千発以上の花火が打ち上げられた。

演出には水中スターマインや"ナイアガラ花火"などが取り入れられ、40分間の打ち上げで幕を閉じた。

有料観覧席は完売し、帆船海王丸の船上や桟橋、海際から花火を楽しむことができた。

大輪と帆船、夜空に輝く 射水で富山新港花火、復興の願い込め

 第58回富山新港花火大会が28日、射水市海王町(新湊)の海王丸パークで行われた。今年は能登半島地震からの復興を祈願して開催。2千発以上が夏の夜空を染めた。

 午後8時に開始。水中スターマインや新湊大橋から海面へ光のシャワーをつくる「ナイアガラ花火」など、ベイエリアの景観を生かした演出を繰り広げた。尺玉10連発で40分間の打ち上げを締めくくった。

 昨年の80席から444席に増やした有料観覧席は完売した。同パークに停泊する帆船(はんせん)海王丸の船上や桟橋、海際などに設けられ、利用者は椅子に座って花火を間近で楽しんだ。

 市や射水商工会議所、市観光協会、北日本新聞社などでつくる実行委員会主催。