「横になっていたらクマが覆いかぶさってきた…」穂高連峰の山小屋で「テント場」利用を中止…クマの出没が相次ぎ

AI要約

北アルプス穂高連峰の山小屋のテント場でクマの出没が相次ぎ、山小屋がテント場の利用を中止しています。

男性登山客がテント内でクマに覆いかぶさられる事件が発生し、テント場の安全性が問題となっています。

周辺でもクマの目撃情報が相次いでおり、管理する山小屋が対応を決定しました。

「横になっていたらクマが覆いかぶさってきた…」穂高連峰の山小屋で「テント場」利用を中止…クマの出没が相次ぎ

北アルプス穂高連峰の山小屋のテント場でクマの出没が相次ぎ、山小屋がテント場の利用を中止しています。

環境省によりますと、7月21日午後8時ごろ、標高2160メートルの岳沢小屋(だけさわごや)のテント場で男性登山客がテントの中で横になっていたところ、クマがテントに覆いかぶさってきました。

男性が、大声をあげてテントの中から、けりあげたところ、クマは逃げ男性にけがはありませんでした。

また、18日にも、無人のテントの中が荒らされ、フリーズドライの食品が食べられる被害がありました。

付近の登山道でクマの目撃情報が複数あることから、管理する山小屋ではテント場の利用をしばらく中止することを決めました。