体長120センチ巨大アカメ釣ったど~ 徳島県海陽町の浜部さん

AI要約

海陽町宍喰浦の水床湾で、渡船業を営む浜部大賀さん(29)が体長約120センチ、重さ約30キロの巨大アカメを釣り上げた。環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている希少な魚で、これほど大きいものが釣れるのは珍しい。

2日午後4時ごろ、浜部さんがいかだの上でチヌを釣っていると、巨大な魚影を発見。より丈夫な釣りざおに持ち替え、釣ったチヌを餌にすると間もなく、針に食いついた。さおが折れるほど引きが強かったが、最後は網ですくい上げた。

「アカメの姿を見たこと自体が初めて。びっくりした」と浜部さん。町海洋自然博物館マリンジャム(同町宍喰浦)にアカメを提供しようとしたが、大きさに見合う水槽がなかったため、浜部さんが所有するいけすで飼うことにした。元気に泳いでおり、無料で観賞できる。

体長120センチ巨大アカメ釣ったど~ 徳島県海陽町の浜部さん

 海陽町宍喰浦の水床湾で、渡船業を営む浜部大賀さん(29)が体長約120センチ、重さ約30キロの巨大アカメを釣り上げた。環境省のレッドリストで絶滅危惧1B類に指定されている希少な魚で、これほど大きいものが釣れるのは珍しい。

 2日午後4時ごろ、浜部さんがいかだの上でチヌを釣っていると、巨大な魚影を発見。より丈夫な釣りざおに持ち替え、釣ったチヌを餌にすると間もなく、針に食いついた。さおが折れるほど引きが強かったが、最後は網ですくい上げた。

 「アカメの姿を見たこと自体が初めて。びっくりした」と浜部さん。町海洋自然博物館マリンジャム(同町宍喰浦)にアカメを提供しようとしたが、大きさに見合う水槽がなかったため、浜部さんが所有するいけすで飼うことにした。元気に泳いでおり、無料で観賞できる。

 県立博物館によると、アカメはスズキ目アカメ科で日本の固有種。静岡県浜名湖~鹿児島県志布志湾の太平洋沿岸に生息し、県内でも広範囲にわたって河口付近や港湾などで時々捕獲される。

 同町の宍喰漁協では、小型定置網で年間15匹ほどが水揚げされている。平均サイズは体長80~90センチ、重さ3~8キロで、長尾桂一郎参事は「1メートルを超えるものが釣れるのは珍しい。初めて見るサイズだ」と驚いていた。