【鳥取県江府町長選】16年ぶりの選挙戦、現職・白石祐治氏が3選 新人は200票及ばず
鳥取県江府町長選が行われ、現職の白石祐治氏が新人を破り3選を果たす。
投票率は16年ぶりの選挙で低下し、白石氏は関係人口増加や子育て支援の充実を訴えた。
末次氏は子育て支援や高齢者福祉を主張するも及ばず。
任期満了に伴う鳥取県江府町長選が21日、投開票され、現職の白石祐治氏(64)=2期=が新人の末次美喜枝氏(74)を破り、3選を果たした。16年ぶりの選挙戦の投票率は67・18%で、2008年の前回選(85・83%)を18・65ポイント下回った。
白石氏は2期8年の実績をアピール。関係人口の増加や子育て支援の充実、教育環境の整備、起業支援の強化を訴えた。連日町内で個人演説会を開いて票をまとめた。
無投票阻止を掲げて臨んだ末次氏は、子育て支援や高齢者福祉の充実を主張したが及ばなかった。
当日有権者数は2258人(男1054人、女1204人)。
(藤本みのり)
◎江府町長選開票結果
(21日午後8時45分、選管最終)
当 844 白石 祐治 64 無現(3)
640 末次美喜枝 74 無新
〈略歴〉
白石 祐治氏 江府町出身。1982年、鳥取県庁入りし、環境立県推進課長などを歴任。同町副町長を経て2016年町長選で初当選。神戸大卒。江尾。当選3回。