全国初 鳥取県江府町長選挙 期日前投票でオンライン立ち会い

AI要約

21日に投開票が行われる鳥取県の江府町長選挙で、期日前投票で初めてオンライン立ち会いが実施されました。

投票所の立会人不足からオンライン立ち会いが導入され、投票所の減少を防ぐ取り組みが行われています。

江府町長選挙では、当日のオンライン立ち会いは実施されず、5か所の投票所で投開票が行われる予定です。

全国初 鳥取県江府町長選挙 期日前投票でオンライン立ち会い

21日に投開票が行われる鳥取県の江府町長選挙の期日前投票で、投票立会人がオンラインで画面越しに投票の様子を確認する「オンライン立ち会い」が、19日、全国で初めて実施されました。

現職と新人の一騎打ちとなり、16年ぶりの選挙戦となる江府町長選挙。

19日の期日前投票で、全国で初めて、オンライン立ち会いが実施され、投票所のリアルタイムの映像を江府町防災・情報センターにいるオンライン投票立会人が見守りました。

公職選挙法は、投票所に2人から5人。期日前投票では2人の投票立会人が必要と定めています。

しかし、過疎や高齢化が進む地域を中心にこの投票立会人の確保が難しく、投票所を減らさざるを得ない状況となっています。

このため、テレビ会議のようなシステムを使い、投票所の立会人業務を実施することで、投票所の減少、すなわち投票率の低下を防ぐのが、このオンライン立ち会いの狙いです。

21日の投開票の江府町長選挙では、16年前は13か所あった投票所が今回は5か所となり、当日のオンライン立ち会いは、実施されないということです。