華やいだパリ伝え 富山県の高岡市美術館でロートレックとベル・エポック展、３２７点展示へ準備
AI要約
高岡市美術館で「ロートレックとベル・エポック ＰＡＲＩＳ－１９００年」展の準備作業が行われた。
展示されるのは１４５人の画家の作品３２７点で、１９００年のパリを焦点に版画や油彩、水彩画などがそろう。
会期は９月１６日までで、同館開館３０周年、北日本新聞創刊１４０周年記念事業も開催される。
「ロートレックとベル・エポック ＰＡＲＩＳ－１９００年」展の開幕に向け、会場の富山県の高岡市美術館で１７日、準備作業が行われた。ポスターを芸術の域に高めた画家ロートレックや、ミュシャ、ドガ、マネらの作品が展示された。
同展は、ベル・エポック（美しき時代）といわれる１９世紀末から２０世紀初めのパリで活躍した画家１４５人の作品３２７点を展示する。パリ万博とパリ五輪の開催で華やいだ１９００年に焦点を当て、版画を中心に油彩、水彩画などをそろえる。
この日は８人が準備に当たった。レーザーで高さを合わせながら慎重に作品を展示し、照明を調整した。企画協力した創絵社（東京）の落合康滋社長は「ロートレックたちのポスターからグラフィックアートが始まった。現代でも通じる表現力を持った作家たちに注目してほしい」と話した。
１８日にキャプションを掲げ、準備を終える。１９日に開会式があり、２０日に一般公開が始まる。会期は９月１６日まで。同館開館３０周年、北日本新聞創刊１４０周年記念事業。
