秋篠宮妃紀子さま 12年ぶりに来県 美濃市で「ぎふ木育」視察

AI要約

秋篠宮妃紀子さまは、岐阜県を訪問され、献血運動推進全国大会に出席するための準備を行われました。

美濃市の県立森林文化アカデミーを視察され、地元の小学校児童と交流されました。

町中心部での訪問では、伝統文化や技術に触れられ、美濃市の魅力を体験されました。

秋篠宮妃紀子さま 12年ぶりに来県 美濃市で「ぎふ木育」視察

  秋篠宮妃紀子さまは17日、岐阜県を訪問されました。18日に岐阜市で開かれる献血運動推進全国大会の式典に出席されるためで、岐阜県への訪問は12年ぶりとなります。

  17日午前に岐阜県に到着された紀子さまは、はじめに美濃市の県立森林文化アカデミーを視察されました。

  また、施設内の森林総合教育センター「morinos(モリノス)」では、地元の美濃小学校の児童による「ウッドスティック遊び」をご覧になりました。

  ウッドスティック遊びとは、輪になって一人ひとりが木の棒を床に立てて持ち、全員が同時に手を放して隣の人の棒を倒れる前につかむもので、紀子さまも子どもたちの輪に入られて交流されました。

  紀子さまは「皆さんと一緒に楽しい時間を過ごせました。仲間に加わらせていただいてありがとうございました」と児童に声をかけられました。

  その後、紀子さまは市中心部のうだつの上がる町並みを訪れました。

  町並みの一角にある美濃和紙あかりアート館では、ユネスコの無形文化遺産に登録された「本美濃紙の紙すき技術」をご覧になり、紀子さまは「大切な技術を守っていってください」と声をかけられました。

  また、2019年に開業した古民家ホテル「NIPPONIA美濃商家町」では、美濃和紙の製品をご覧になるなど、美濃市の伝統文化に触れられました。

  紀子さまは18日、献血運動推進全国大会の式典に出席され、県の木育推進拠点である岐阜市のぎふ木遊館などを視察される予定です。