給食費の無償化へ約1500人分の署名 市民団体が武隈市長に提出 富山・黒部市

AI要約

富山県黒部市の市民が給食費の無償化を求めて武隈市長に約1500人分の署名を提出。

「学校給食費の無償化を求める黒部市民の会」が約1540人分の署名を提出し、17日に武隈市長に手渡し。

武隈市長は財源に限りがあるとしつつ、意見を検討する姿勢を示す。

給食費の無償化を目指して、富山県黒部市の市民が、約1500人分の署名を武隈市長を提出しました。

約1540人分の署名を提出したのは「学校給食費の無償化を求める黒部市民の会」です。

17日、黒部市の武隈市長に手渡しました。

この団体はことし1月に結成され、黒部市内の小中学校の給食の無償化を要望する署名を集めてきました。

学校給食費の無償化を求める黒部市民の会

新村昌治会長:「かなり多くの方がこの給食費を負担に思っておられるっていうのははっきりしていると私思いましたので、制限をつけずにすべてのこどもさんの給食を無償化するっていうやり方がふさわしいのではないかと思っています」

黒部市の学校給食費は、小学校で月額6480円、中学校で月額5580円です。

文部科学省がまとめた去年5月時点の調査によりますと、学校給食の無償化は全国のおよそ3割の自治体で実施されています。

武隈市長は、要望に対して「財源に限りがある」として、「いただいた意見を参考に検討していきたい」と述べるにとどめました。