入札制度等改革本部会議【岩手・一関市】

AI要約

一関市発注の工事を巡る談合事件を受け、市が職員の調査を行いました。

調査の結果、利害関係者からの誘いや入札価格の問い合わせがあったことが判明しました。

市長は聞き取り調査と警察の捜査が終了したため、水道工事の入札再開に向けて準備を進めると表明しました。

入札制度等改革本部会議【岩手・一関市】

 一関市発注の工事をめぐる談合事件を受け市が行った調査の結果、利害関係者から会席への誘いを受けたり入札の予定価格を教えるよう求められた職員がいたことがわかりました。

 これは16日開かれた一関市の入札制度等改革本部の2回目の会議で明らかになりました。

 調査は水道工事関係の職員48人を対象に書面で実施されました。

 この結果利害関係者から会席へ誘われたものの断ったと回答した職員が設計部門で1人、業者から「予定価格を教えろ」と求められたものの断ったと回答した職員が上下水道部の総務部門で1人いました。

 佐藤善仁市長は聞き取り調査の結果と警察による捜査の終了を受けて停止している水道工事の入札再開に向けて準備を進めていくとしています。