厚狭小児童が古式行事体験 「祭りで持って歩きたい」【山陽小野田】

AI要約

山陽小野田市唯一の指定無形民俗文化財で、厚狭秋まつりで披露されている「古式行事」の体験が13日、厚狭地区複合施設の体育館で開かれた。

子どもたちに伝統を受け継いでもらいたいと、3回目の実施。市古式行事保存会(山中弘人会長)指導用具部会の藤野裕部会長、金子雅宏副部会長ら6人が、古式行事の歴史、大行司・小行司など行列の編成、道具の役割などを解説し、実演した。

新型コロナの影響で古式行事を行えなかった年もあり、昨年は子どもの参加者が減ったという。

子どもたちはみの箱、傘袋、熊毛などの道具を持たせてもらい、1人で持ち上げるのがやっとの重さに驚きながらも所作をまねてみた。5年の小瀬冬真君は「みの箱を下ろす所作が気に入った。祭りで持って歩いてみたい」と話した。

金子副部会長は「今年は参加してもらえたらうれしい。大人になり、古式行事をさらに次世代につないでくれたら」と願った。

厚狭小児童が古式行事体験 「祭りで持って歩きたい」【山陽小野田】

 山陽小野田市唯一の指定無形民俗文化財で、厚狭秋まつりで披露されている「古式行事」の体験が13日、厚狭地区複合施設の体育館で開かれた。厚狭小の放課後子ども教室の児童25人が、行列で振りかざす道具を持ち、独特の所作を教えてもらいながら、地元の伝統行事の魅力に触れた。

 

 子どもたちに伝統を受け継いでもらいたいと、3回目の実施。市古式行事保存会(山中弘人会長)指導用具部会の藤野裕部会長、金子雅宏副部会長ら6人が、古式行事の歴史、大行司・小行司など行列の編成、道具の役割などを解説し、実演した。

 

 子どもたちはみの箱、傘袋、熊毛などの道具を持たせてもらい、1人で持ち上げるのがやっとの重さに驚きながらも所作をまねてみた。5年の小瀬冬真君は「みの箱を下ろす所作が気に入った。祭りで持って歩いてみたい」と話した。

 

 新型コロナの影響で古式行事を行えなかった年もあり、昨年は子どもの参加者が減ったという。金子副部会長は「今年は参加してもらえたらうれしい。大人になり、古式行事をさらに次世代につないでくれたら」と願った。