君は新幹線100系「グランドひかり」を覚えているか 2階建て車両が4両に!【「オール2階建て新幹線」E1系・E4系の画像も 新幹線・東京~博多全通50周年(7)】

AI要約

1989年に東海道・山陽新幹線の新型車両が導入され、2階建て車両が4両に増えた記念すべき年であった。

マリンライナー213系「パノラマグリーン車」の新色バージョンが登場し、ダイヤ改正により運行本数が増加した。

新幹線100系「新型」も登場し、2階建て車両が4両に増やされ、その進化が注目を集めた。

君は新幹線100系「グランドひかり」を覚えているか 2階建て車両が4両に!【「オール2階建て新幹線」E1系・E4系の画像も 新幹線・東京~博多全通50周年(7)】

■「東海道・山陽新幹線」記念すべき2024年度 50年前に何があった?

来年3月10日で、東海道・山陽新幹線は「東京-博多全通50年」を迎えます。

RSK山陽放送(1953年創業)は71年に渡る放送の歴史の中で、新幹線に関わる数多くの貴重動画を保存していて、「RSKイブニングニュース・YouTubeチャンネル」では、再生リスト「新幹線・貴重映像大集合」にてそのうち38本の動画を公開しています。

RSK山陽放送では、38回シリーズ(予定)で、その内容を画像を交えてインターネット記事として紹介していきます。

7回目は「2階建て車両が4両に?!新幹線100系新型現る【画像(1)】」です。

■平成元年に現れた「グランドひかり」2階建て車両が増えた!

時は1989年3月11日。当時の小渕恵三官房長官が「新しい元号は『平成』であります」と発表した2か月後のことです。

この年のJRのダイヤ改正では、新たな車両が仲間入りしました。RSK山陽放送が取材していた車両の1つが、今となっては懐かしい【画像(2)】のマリンライナー213系「パノラマグリーン車」の色違いバージョンです。

当時の原稿に「JR四国のドル箱路線」と書かれていた、瀬戸大橋を渡るマリンライナー。この日新しくお目見えしたのは、ボディに入るラインが「黄緑色」と「オレンジ色」の二種類の車両でした。

このダイヤ改正で、岡山と高松を結ぶマリンライナーは、これまでより10往復増え1日29往復となり、デイタイムの午前9時から午後5時までの間は、30分に一本の割合でマリンライナーが走るようになりました。

そして新幹線の軌道に新たに現れたのが、【画像(3)】の100系「新型」です。

ダイヤ改正の1か月前となるこの日、JR岡山駅に滑り込んできたのは、先端が尖った新幹線「100系」ですが...デビューから4年、それまでとは大きく変わった点があります。

それは...なんと2階建て車両が、「2両」から「4両」になったのです!【画像(4)】