「元通りにしてほしい…」メガソーラー開発で変貌 住民が吾妻山への思いを語る集い 福島

AI要約

福島市の吾妻山の麓で進む大規模なメガソーラー施設の開発について、地元住民が懸念を共有する会が開かれた。

メガソーラーの開発による景観の悪化やトラブルに対する不安が集まり、吾妻山の貴重性を強調する声が挙がった。

住民は今後も懸念を共有し、県に対して声を届けるための活動を継続することを計画している。

「元通りにしてほしい…」メガソーラー開発で変貌 住民が吾妻山への思いを語る集い 福島

福島市の吾妻山の麓、先達山で開発が進む大規模な太陽光発電施設、いわゆるメガソーラー。事業を問題視する地元住民が吾妻山への思いを語り合う会が15日、福島市で開かれました。

会場に集まったのは、先達山で進むメガソーラーの開発について、問題視している地元の住民およそ20人です。

メガソーラーの開発をめぐっては、吾妻山周辺の景観の悪化が指摘されています。また、先月2日には大雨で県道に泥水が流出するトラブルもありました。

集まった住民からは福島市のシンボルで、地域の財産ともいえる吾妻山の姿が変わってしまうことへの不安の声が相次ぎました。

参加者「福島市吾妻山を元通りに戻してほしいって、強く思います」

参加者「みんな(山肌を)見ると悲しいなと思っているが、なかなかどうしようもない。もっと市民の運動にしていきたいと思う」

住民たちは今後も同様のイベントを計画していて、県に対してどのように意見を伝えるか検討することにしています。