陸上で日台さわやか交流 台湾の中学生選手団が愛媛選手権にオープン参加

AI要約

台湾の中学生5人が愛媛選手権に参加し、強豪選手と競技を楽しんだ。

台湾選手が大会に参加するのは3回目で、交流が深まっている。

台湾の選手が成人選手と競い、日本語で感謝の言葉を述べる姿が見られた。

陸上で日台さわやか交流 台湾の中学生選手団が愛媛選手権にオープン参加

 陸上を通じて日台交流進行中―。13、14両日に行われた愛媛選手権に台湾の中学生選手5人の姿があった。オープン参加ながら上位に食い込む選手もおり「強い選手ばかりで刺激を受けた」と愛媛での競技を楽しんだ。

 大会に台湾の選手が参加するのは3回目で、今回は2校から出場した。2012年に愛媛マラソンに台湾選手団が参加して以降交流が深まり、19年から出場している。

 再興中3年の劉育甄さん(15)は、13日の女子400メートル障害で3位相当の1分7秒93。「とても緊張した。自己ベストではなかったが、まあまあうれしい」とはにかんだ。

 14日の男子100メートルに出場した彰泰国中2年の黄柏承さん(14)は初めて成人選手と競い、レース終了後は愛媛の選手に「ありがとう」「がんばって」と日本語で伝えた。「写真も撮った」とうれしそうに振り返った。