やり投・北口榛花、またも最終6投目で逆転優勝 ! 田中希実は5000m今季ベストの14分40秒86で初の表彰台【DLモナコ】

AI要約

北口榛花がダイヤモンドリーグモナコ大会で逆転優勝し、シーズン2勝目を収めた。

田中希実は女子5000mでシーズンベストのタイムで3位に入った。

泉谷駿介は110mハードルで転倒して途中棄権となった。

やり投・北口榛花、またも最終6投目で逆転優勝 ! 田中希実は5000m今季ベストの14分40秒86で初の表彰台【DLモナコ】

■陸上 ダイヤモンドリーグ 第9戦モナコ大会(日本時間13日、モナコ)

パリ五輪、女子やり投の日本代表・北口榛花(26、JAL)がダイヤモンドリーグ(DL)のモナコ大会に出場し、最終6投目で65m21をマークし逆転優勝した。今季のDLでは中国・蘇州の第2戦に続く優勝で、ダイヤモンドリーグ通算8勝目(ファイナル含む)を挙げた。

7選手の中で一番最初に投げた北口は1投目でシーズンベストの64m63のビッグスローを見せるも、次のM.リトル(オーストラリア)が64m74でトップを奪われる。2投目を60m96とすると、助走のスタート位置とトラック種目の兼ね合いで、待たされる時間が増え3投目はファウル。4投目は61m46、手拍子を観客に促した5投目は62m38。そして勝負の最終6投目で記録を伸ばし、シーズンベストの65m21をマーク。6投目に強い北口は逆転で今季ダイヤモンドリーグ2勝目を挙げた。北口は、20日に行われるDL第10戦のロンドン大会にも出場を予定している。

また女子5000mに出場した田中希実(24、New Balance)はゴール手前でエチオピアの選手をかわし、14分40秒86のシーズンベストで3位に入った。

110mハードルの日本記録保持者・泉谷駿介(24、住友電工)は8台目のハードルに足がかかり、バランスを崩すとそのまま転倒し、途中棄権となった。