北口榛花がダイヤモンドリーグ逆転V、今季初の65メートル超…「自信を持って臨めた」

AI要約

ダイヤモンドリーグ(DL)では、北口榛花が逆転優勝し、今季自己最高の成績を記録した。

田中希実は女子5000メートルで今季自己最高のタイムで3位に入った。

男子110メートル障害では泉谷駿介が転倒して棄権した。

 【パリ=平地一紀】陸上の最高峰シリーズ、ダイヤモンドリーグ(DL)は12日、モナコで行われ、女子やり投げの北口榛花(JAL)は、1投目で今季自己最高となる64メートル63を記録し、2位で迎えた最終6投目で、65メートル21とさらに伸ばして逆転優勝した。DLは今季2勝目で、通算では8勝目。女子5000メートルでは、田中希実(ニューバランス)が14分40秒86の今季自己最高で3位に入った。男子110メートル障害決勝では、泉谷駿介(住友電工)は転倒して棄権した。

 北口は、優勝を決めると満面の笑みを浮かべた。今季、65メートルを超えたのは初めてで、「練習の投てきから(感触が)いいなと思っていて、ある程度、自信を持って臨めた。65メートルを投げられたことは大きい」と充実の様子だった。