男女共同参画の推進へ 館山でコーラル会議(千葉県)

AI要約

館山市コーラル会議が男女共同参画の推進に向けた取り組みを報告し、意見交換を行った。

会議では今年度の取り組み状況や女性委員の割合について報告があり、自治会や若い世代に関する意見が交わされた。

コーラル会議は男女共同参画を促進するために活動し、メールでの意見交換やすべての人の活躍を目指すことを確認した。

男女共同参画の推進へ 館山でコーラル会議(千葉県)

男女共同参画の推進に向けた「館山市コーラル会議」(市男女共同参画推進会議)の今年度第1回会議が8日、市役所であり、市男女共同参画推進プランの取り組み状況などについて報告を受けた後、委員らが意見を交わした。

会議には、委員10人が出席。市の担当者から同推進プランの令和5年度中の取り組み状況や、28・76%(目標値35%以上)だった6年度の「審議会等における女性委員の割合」について報告を受け、質問や議論をした。

委員からは「自治会に女性が増えるのは、日ごろの活動だけでなく、災害時のためにも必要」「若い世代は『男だから、女だから』ということは気にしていない。親世代の意識を変えられると良い」など多くの意見が交わされた。

今年度の会議は今回のみだが、▽引き続きメールなどで意見交換や情報共有を継続▽それぞれが所属する場において、男女共同参画を推進・啓発する▽「女性」「男性」ではなく、「すべての人」が活躍できる社会を目指す――ことを確認した。

コーラル会議は、平成11年度に設置。現在の委員は第13期で、有識者や公募で選ばれた12人が務めている。会議の名称は、サンゴ(コーラル)が雌雄同体であることから、男女が互いに信頼と協力によって幸せな市民生活が送れるよう、願いを込めて名付けられている。