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交番に拳銃を置き忘れ 気づくまでの約30分間警察官が不在 高鍋警察署の20代巡査長を懲戒処分
宮崎県警察本部は、高鍋警察署管内にある交番で20代の男性巡査長が拳銃などを置き忘れて出動し、交番が一時的に警察官不在となった事件が発生した。
男性巡査長は焦っていたために確認を忘れたと話しており、県警は戒告処分を下し、再発防止に取り組むとコメントしている。
事件は安全面や警察官の教育などについて再考を迫るものであり、県民に対するお詫びの意を示している。
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宮崎県警察本部は、高鍋警察署管内にある交番で先月、20代の男性巡査長が拳銃などを置き忘れた状態で出動していたと発表しました。
交番では置き忘れに気づくまでのおよそ30分間警察官が不在だったということです。
県警によりますと、先月12日、高鍋署管内にある交番で20代の男性巡査長が、洗面台に、実弾が入った拳銃や警棒、それに手錠を装備するためのベルトを置いてトイレを使用し、その後、置き忘れた状態で現場に出動。その30分後、交番に訪れた交番所長が拳銃などが置かれているのを見つけたということです。
この間、交番は警察官が不在の状態でした。
男性巡査長は「現場に臨場することに焦っていたために、確認することを失念してしまった」と話しているということです。
県警はこの男性巡査長を12日付けで戒告処分とし、河野博之首席監察官は、「県民のみなさまに深くお詫びいたします。職員に対する指導教養を徹底し、再発防止に務めてまいります」とコメントしています。