酒気帯び運転、巡査長停職 鹿児島県警また不祥事

AI要約

鹿児島県警の30代巡査長が出勤時に酒気帯び運転をしたため、道交法違反で書類送検と停職処分を受けた。

巡査長は自宅で飲酒後、アルコールチェックで基準値を超えており、犯行を認めている。

県警では情報漏えい事件など不祥事が相次ぎ、信頼性が揺らいでいる。

 鹿児島県警は12日、出勤時に乗用車を酒気帯び運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで南さつま署の30代巡査長を書類送検した上で、同日付で停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。情報漏えい事件で前生活安全部長が逮捕、起訴されるなど県警では不祥事が相次いでいる。

 県警監察課によると、巡査長は3月8日夜、500ミリリットル入りの発泡酒3~4本を自宅で飲み9日朝、出勤した際に署で行うアルコールチェックで基準値を超え、上司に申告した。「アルコールが残っていると思わなかった」と話している。5月13日に書類送検された。