【速報】奈良県警が20代の女性職員を懲戒免職に 借金返済のため接客業務

AI要約

奈良県警が一般職員の20代女性を懲戒免職処分にした理由は、預金口座情報の他人への譲渡や多額の借金、無断での副業などによる公務信用の失墜だった。

県警は女性の行動を重く見ており、再発防止に努めるとともに、関係者や県民に謝罪している。

 奈良県警は12日、うその内容で申し込んだ預金口座を使用するための情報を他人に譲り渡すなどしたとして、一般職員の20代の女性を懲戒免職処分にしたと発表しました。

 警察によりますと、女性は昨年1月から3月までに2回にわたり、預金口座の情報を譲り渡したほか、2022年7月から今年5月までの間、消費者金融などから返済能力を超える多額の借金をしたうえ、返済のため、今年6月から7月にかけて、上司の許可を得ずに接客業務に就いて収入を得るなどし、公務の信用を失墜させる行為をしたということです。

 県警監察課の中田顕一郎主席監察官は「警察への信頼を損ねる行為で誠に遺憾であり、関係者や県民の皆様に深くおわび申し上げます。職員に対する指導をより一層徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。