酒気帯び運転容疑の熊本県立高校長を停職処分…ハイボールやビール、日本酒飲んだ翌日に検知され逮捕

AI要約

熊本県教育委員会が飲酒運転により校長と教諭に懲戒処分を下した。

校長は八代市でアルコールを摂取し、飲酒検知で現行犯逮捕された。

教諭は部活動の活動費を請求し、威圧的な態度をとっていたことが匿名通報で発覚した。

 熊本県教育委員会は11日、飲酒運転をしたとして、県立高の校長(56)を停職6か月の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、校長は5月12日、熊本、八代両市でハイボールやビール、日本酒を飲んだ。翌13日、宿泊していた八代市のビジネスホテルから車を運転。県警の飲酒検知で呼気1リットル中0・22ミリ・グラムのアルコール分が検出され、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕された。

 また、県南地域の男性教諭(52)を停職1か月の懲戒処分にした。県外での合宿に参加し、交通費は競技団体から出ていたのに学校に請求していた。昨年6月に約10万円を受け取った。

 顧問を務めている部活動で保護者から集めた活動費の精算を怠ったり、部員に威圧的な言動をとったりしていた。匿名の通報で判明したという。