先生の底力、ベンチプレス世界大会で準V 岐阜本巣特支校・濱口さん「次は世界一」

AI要約

岐阜本巣特別支援学校教諭の濱口柊さんが米テキサス州で開かれた世界クラシック・エクイップベンチプレス選手権で準優勝し、県庁で報告した。

濱口さんはベンチプレスへの熱中から1年前に試合出場し、世界選手権の切符をつかんだ。世界選手権では165キロで準優勝した。

濱口さんは今後も世界記録の更新と優勝を目指し、成長に向けて頑張る決意を示した。

先生の底力、ベンチプレス世界大会で準V 岐阜本巣特支校・濱口さん「次は世界一」

 5、6月に米テキサス州で開かれた「世界クラシック・エクイップベンチプレス選手権」のクラシック部門一般男子59キロ級で、岐阜本巣特別支援学校教諭の濱口柊さん(27)が準優勝した。県庁を訪れ、大森康宏副知事に結果報告した。

 濱口さんは24歳の頃、友人の誘いでジムに通い始めたことがきっかけでベンチプレスに熱中し、1年前から試合に出場するなど本格的に取り組んでいる。1月に大分県であった「ジャパンクラシックベンチプレス選手権」で好成績を残し、世界選手権の切符をつかんだ。世界選手権では165キロで準優勝に輝いた。

 県パワーリフティング協会の宮本覚道理事長と県庁を訪れた濱口さんは「世界記録の更新と優勝を狙っていたので正直悔しい」と明かした一方で、「試合に向けての取り組みや技術面で学ぶことも多かった。圧倒的な世界一になれるように頑張りたい」と今後の意気込みを語った。大森副知事は「試合に出始めて1年ですごいこと。まだまだ記録は伸びると思うのでぜひ頑張ってほしい」と話した。