銅器の街に涼感誘う風鈴 新高岡駅

AI要約

高岡銅器協同組合がJR新高岡駅に風鈴を飾り、高岡の魅力をPRする。

風鈴には幼稚園の子どもたちが願い事を書いた短冊が付けられ、涼しい音色で街を元気にする願いが込められている。

風鈴は他の場所にも設置され、地域の活性化に貢献する。

銅器の街に涼感誘う風鈴 新高岡駅

 高岡銅器協同組合(宮津健志理事長)は9日、JR新高岡駅の南北通路に設けたやぐらに、真ちゅう製の風鈴45個を飾った。8月29日まで高岡の玄関口で「銅器の街」をPRする。

 同組合は1993年から毎年、高岡駅に風鈴を設置。新高岡駅が開業してからは同駅に飾っている。

 風鈴には、高岡第一学園付属第一幼稚園(高岡市本郷)の子どもたちが願い事を書いた短冊を付けた。園児から風鈴を受け取った同組合員がやぐらに飾った。

 園児は童謡「たなばたさま」を合唱。「風鈴の涼しい音色で高岡の街が元気になぁれ」と声をそろえた。「ピアニカがじょうずにひけますように」との願いを書いた山崎陽菜乃ちゃん(6)は「みんなに見てもらって、かなうといいな」と笑顔で話した。

 風鈴はイオンモール高岡、高岡署、富山空港にも設置する。