復興への願い、風鈴の音にのせて 愛知県飛島村でトンネルライトアップ

AI要約

愛知県西部の飛島村で七夕のイベントが開催され、長さ50メートルの風鈴トンネルが設置された。

風鈴600個が吊るされ、輪島市との友好交流を記念して企画されたイベントでは、子どもたちの願いが短冊に綴られた。

イベントは15日まで開催され、ライトアップされたトンネルは午後7~9時まで楽しむことができる。

復興への願い、風鈴の音にのせて 愛知県飛島村でトンネルライトアップ

 星に復興の願いをーー。愛知県西部の飛島村で七夕の7日、長さ50メートルの仮設トンネルに風鈴600個が吊るされ、能登半島地震の被災地、石川県輪島市と村の児童らが「朝市がなおりますように」「笑いあえる日常がまたあたりまえになりますように」などと綴った短冊が揺れ、風鈴の音色が響いた。

 「とびしま宵あかり」と名付けられたイベントで、2021年に輪島市と友好交流協定を結んだ村が企画。役場敷地の通路に木製のトンネルを設け、青、だいだい、白の3色でライトアップした。

 トンネルの天井は天の川のように輝き、「つなみがきませんように」「だんすのせんせいになりたい」など両市村の子どもたちが記した短冊が“満天の星空”に照らされた。

 イベントは15日まで。ライトアップは午後7~9時。