【速報】特殊詐欺・違法カジノの売上金“マネロン”グループの中心人物2人を逮捕 大阪府警が公開手配

AI要約

大阪府警が特殊詐欺と違法カジノ資金洗浄の組織犯罪グループ「リバトングループ」を摘発し、中心人物の2人を逮捕。

グループは架空の会社口座に210万円を送金し、マネーロンダリングを行っていた疑い。

リバトングループは4000以上の架空口座を管理し、別の犯罪グループからの依頼で犯罪収益を移動させていた。

特殊詐欺の被害金や違法カジノの売上金などを資金洗浄(マネーロンダリング)していたとして、組織犯罪グループ「リバトングループ」が摘発された事件で、大阪府警はグループの中心人物として公開手配していた男3人のうち2人を逮捕しました。

逮捕されたのは、組織犯罪グループ「リバトン」の中心人物で、住所・職業不詳の石川宗太郎容疑者(35)と山田浩輔容疑者(39)です。

2人は、すでに逮捕・起訴されている藤井亮平被告(41)らとともに、「リバトングループ」と称し、2023年5月から6月の間に詐欺などで得た犯罪収益210万円などを架空の会社の口座に送金して犯罪収益であることを隠すマネーロンダリングをするなどした疑いがもたれています。

リバトングループは架空の口座を少なくとも4000以上管理していて、別の犯罪グループから依頼を受けて、詐欺の被害金などを口座間で移動させたうえ、最終的には犯罪グループに還流させていたということです。1か月で100億円程度の入金があり、リバトングループはこのうち4億円前後を手数料として受け取っていたとみられています。

このグループの中でも、石川容疑者らは中心的な役割を担っていたとみられ、「リバトン」という名前は、石川容疑者の漢字を英語にした「石=ストーン」と「川=リバー」を組み合わせて作られたということです。

2人は、同じく中心人物とみられる池田隆雅容疑者(38)とともに公開手配されていました。警察は引き続き池田容疑者の行方を追っています。