絆会、池田組両トップ逮捕 1億円供与の虚偽登記容疑 大阪府警

AI要約

大阪府警が特定抗争指定暴力団の会長と組長を逮捕。不動産を担保に金の貸し借りで虚偽登記をした容疑。

織田容疑者は1億円を借りたが、実際には1億円が渡された疑い。

捜査課が金の流れなど詳細な調査を進めている。

 不動産を担保にした金の貸し借りで虚偽登記をしたとして、大阪府警捜査4課は9日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、特定抗争指定暴力団絆会会長の織田絆誠こと金禎紀(57)=神戸市長田区五番町=、特定抗争指定暴力団池田組組長の池田孝志こと金孝志=岡山市北区東島田町=(79)両容疑者を逮捕した。

 同課は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は2020年2月、織田容疑者が所有する大阪市と神戸市の不動産を担保に、池田容疑者の親族から最大1億円を借りたとする虚偽の内容を登記した疑い。

 同課は、実際には池田容疑者から織田容疑者に約1億円が渡ったとみて、金の流れなどを詳しく調べている。