「息子さんが落としたかばんが届いている」駅員名乗る人物らの電話で90代男性が500万円詐欺被害=静岡・沼津市
90代の男性が、JR駅員を名乗る人物らに500万円をだまし取られる特殊詐欺事件が発生。
被害者は無職で沼津市に住む90代の男性で、家に訪れた男に現金500万円を手渡された。
警察は、「お金が必要、知り合いが取りに行く」という内容は詐欺であることを注意喚起。
7月5日、静岡県沼津市に住む90代の男性が、JR駅員を名乗る人物らに500万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。
被害にあったのは、沼津市に住む無職の90代の男性です。
警察によりますと、7月5日午前9時頃、男性の家にJR駅員を名乗る人物から、「息子さんの落としたかばんが届いている」などという電話がありました。
さらに、息子を名乗る人物から「かばんと一緒にキャッシュカードを落とした。お金が必要なのに口座を止められてしまったからお金を引き出せない。500万円用意してほしい」と言われました。
男性は、この日のうちに家を訪れた男に現金500万円を手渡し、だまし取られたということです。
警察は「『お金が必要、知り合いが取りに行く』は詐欺」と注意を呼びかけています。