歴史ある「三津祇園祭」大名行列に学生の力 広島大学で参加者が特訓 東広島市
東広島市では歴史のある祭りを次世代につなごうと学生の力を借りた新たな取り組みが行われています。
広島大学のキャンパスでは先週末、学生などおよそ20人が集まり東広島市安芸津町で行われる「三津祇園祭」に向けた練習に臨んでいました。
江戸時代から続く「三津祇園祭」は疫病退散を願って町を練り歩く大名行列が見どころで、市の重要無形民俗文化財に指定されています。
東広島市では歴史のある祭りを次世代につなごうと学生の力を借りた新たな取り組みが行われています。
広島大学のキャンパスでは先週末、学生などおよそ20人が集まり東広島市安芸津町で行われる「三津祇園祭(みつぎおんまつり)」に向けた練習に臨んでいました。
江戸時代から続く「三津祇園祭」は疫病退散を願って町を練り歩く大名行列が見どころで、市の重要無形民俗文化財に指定されています。
担い手が不足する中広島大学の片桐萌絵さんが参加者を募ったところ、県の内外から32人の学生などが加わることになり、この日は槍の受け渡しの所作などを教えてもらいました。
【三津祇園祭保存会・住井正美さん】
「2日であれだけの技術がつくゆうたら大したもの。よしよ。最高よ」
【広島大学総合科学部2年・片桐萌絵さん】
「練習を重ねて、皆さんが揃っているところ、しっかりと見ていただきたいなと思います」
「三津祇園祭」の大名行列は今月14日にJR安芸津駅周辺で行われます。