愛荘で「祇園納涼祭花火大会」 打ち上げ花火の解説「レクチャー花火」も

AI要約

祇園納涼祭花火大会は7月13日に祇園神社で開催される歴史ある花火大会で、今年が140回目の開催となる。

約3500発の花火が打ち上げられ、30分短縮されたスケジュールでより見応えある花火を楽しむことができる。また、花火種類や名称の説明などを行う「レクチャー花火」も初めて実施される。

開催時間は19時30分から20時30分で、雨天の場合は翌日に順延される。来場時には公共交通機関や徒歩での利用を推奨。

愛荘で「祇園納涼祭花火大会」 打ち上げ花火の解説「レクチャー花火」も

 「祇園納涼祭花火大会」が7月13日、祇園神社(愛荘町愛知川)地先河川敷で開催される。主催は愛知川祇園奉賛会。(彦根経済新聞)

 明治初期に祇園神社の奉納花火として打ち上げられたのが始まりで、滋賀県内で最も歴史が古い花火大会。今回で140回目を数える。

 地域の企業や団体の協力により、4~7号玉の「打ち上げ花火」や、一斉に多くの花火を打ち上げる「スターマイン」など約3500発を打ち上げる。今年は打ち上げ時間を30分短縮し、「より見応えを感じられるようなスケジュールで花火を打ち上げる」という。序盤には、打ち上げられる花火について知ってもらおうと、実演を交え種類や名称の由来などを説明する「レクチャー花火」を初めて実施。露店は50店ほどが出店を予定する。

 奉賛会の川端正隆会長は「祇園花火は打ち上げ場所と観賞できる場所が近く、音や振動を間近で感じられる『体感できる花火』。夜空に美しく広がる花火を皆さんで楽しんでもらえれば」と呼びかける。「歴史のある花火大会。これからも長く続けていけるよう、時代に合わせた工夫をしていきたい」とも。

 開催時間は19時30分~20時30分。雨天の場合は14日に順延。駐車場に限りがあるため、公共交通機関の利用や徒歩などでの来場を呼びかける。