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人手不足の農家を企業の社員が手助け「農業バイト」の仲介アプリに法人向け機能が追加…参加企業の社員がブドウの袋掛け
農家の人手不足解消のため、民間企業の従業員が副業やボランティアで農作業を手伝う取り組みが始まっている。
企業3社の従業員が須坂市のブドウ畑で作業を行い、農業労働力支援センターとの連携で取り組みが進められている。
日雇いアルバイトアプリでの募集や従業員の意欲も高く、副業による農業の普及が期待されている。
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農家の人手不足の解消などを目的に、民間企業の従業員が副業やボランティアで農作業を手伝う取り組みが始まっています。
社会貢献と副業がマッチングする仕組みとは?。
須坂市にあるブドウ畑。
9日は、種なし巨峰の袋かけなどの作業が行われました。
主に作業にあたるのは農家ではなく、JR東日本とKDDI、それに中部電力の社員合わせて6人です。
県とJAがつくるJA長野県農業労働力支援センターと企業3社が企画し、農家の人手不足解消や交流人口の拡大を目指して、副業やボランティアとして作業を手伝います。
この日は参加企業の従業員を対象に、農作業の体験会が行われました。
KDDI社員:
「すごい数が多くてびっくりしています。これは確かに人手が必要だなと思いますね」
JR東日本社員:
「普段やらない作業なので、すごい新鮮味を感じます」
「自分新人なんですけど、これから視野を広げるにあたって新しいことに挑戦できるのはうれしいです」
求人に活用されるのがスマホアプリ「daywork(デイワーク)」。
日雇いでの農業のアルバイトを募集するアプリで、法人向けの機能が加わり、県内では今年から本格的に取り組みが始まりました。
中部電力社員:
「いい取り組みかと思っています」
「週末とか空いている時間あれば、ぜひお手伝いしたいなと思っています」
JA長野中央会営農農政部 小口修弥(おぐち・しゅうや)さん:
「こういった副業による農業の取り組みがどんどん広がっていけばいいと思いますし、1日単位で気軽に農業に取り組めるところで多くの方に知っていただきたい」