鳥取市アプリ実証実験 民間4社と協定締結

AI要約

鳥取市と民間事業者が提供するサービスをまとめて利用できるプラットフォーム「スーパーアプリ」の実証実験に取り組むための連携協定締結式が行われた。

実証実験では、一部地域でサービスを提供し、利用データなどを集めて検証し、来年の本格導入を目指す。

民間との連携が不可欠とされ、今後は市民へのサービス向上に向けて協力して取り組んでいく予定。

鳥取市アプリ実証実験 民間4社と協定締結

 鳥取市と民間事業者が提供するサービスをまとめて利用できるプラットフォーム「スーパーアプリ」の実証実験に取り組むための連携協定締結式が8日、鳥取市役所であった。官民による実証実験は9月から一部地域で実施する。集まった利用データなどを検証した上で、来年4月の本格導入を目指す。

 締結式には、深沢義彦市長と、LIMNO(同市立川町7丁目)▽アクシス(同市扇町)▽日本海ケーブルネットワーク(同市富安2丁目)▽鳥取テレトピア(同市安長)-の代表が出席した。

 LIMNOの木村裕一代表が「行政だけで市民サービスを充実させるのは限界があり、民間や市民との連携は必須。サービスを作り上げるため、連携して取り組みたい」と意気込んだ。

 今後は、7月中旬~8月末の関係者らによる事前検証を経て、実証実験を9~10月末に同市佐治町と若葉台地域の住民計200人を対象に実施する。

 市報の閲覧や防災情報の確認のほか、民間事業者のネット注文サービス、飲食店の商品配達サービスなどが利用できる専用タブレットを貸し出し、利用データや使い勝手に関する意見を集める。