原爆の残り火を県内77の全市町村に 核や戦争のない平和な世界の実現訴え「反核平和の火リレー」がスタート

AI要約

長野県内を巡る「反核平和の火リレー」が飯田市から始まった。ランナーや労働組合員など20人が集まる出発式を行い、今年で37回目の実施となる。

リレーは、広島県の平和記念公園から火を移し、県内すべての自治体を訪れる。平和や反核について考えるきっかけとなることを願っている。

飯田市を出発した火は大鹿村に繋がり、8月6日まで続く。

原爆の残り火を県内77の全市町村に 核や戦争のない平和な世界の実現訴え「反核平和の火リレー」がスタート

核や戦争のない平和な世界の実現を訴え、長野県内すべての自治体をまわる「反核平和の火リレー」が9日、飯田市から始まりました。

飯田市役所で行われた出発式には、ランナーを務める若手の労働組合員など、およそ20人が集まりました。

リレーは、広島県の平和記念公園で燃え続ける原爆の残り火から移した火をトーチに掲げて、県内すべての自治体を回るもので、今年で37回目となります。

長野県平和友好祭実行委員会下伊那地区実行委員長 松澤柾紀(まつざわ・まさき)さん:

「少しでも参加される方、リレーをご覧になった方が、平和や反核について考える機会になればなと思います」

飯田市を出発した火は大鹿村へと繋げられ、8月6日まで続きます。