夏祭りの先陣 にぎやかに 松川町上片桐で「フェスタぎおん」【長野県】

AI要約

長野県松川町上片桐地区の夏祭り「フェスタぎおん in 上片桐」が開催され、地区住民らが楽しい夏祭りを満喫した。

上片桐地区の夏祭りは100年ほど前から続く伝統行事であり、毎年7月の第1土曜日に行われている。

雨の影響でステージが屋内に変更されたものの、子どもたちのパフォーマンスや飲食ブースなどにより、地元の人々が楽しい時間を過ごした。

夏祭りの先陣 にぎやかに  松川町上片桐で「フェスタぎおん」【長野県】

 長野県松川町上片桐地区の夏祭り「フェスタぎおん in 上片桐」が6日、上片桐改善センターで開かれた。子どもから高齢者まで多数の地区住民らが集まり、元気いっぱいな子どもたちのステージや夜空を彩る花火、多様な飲食ブースなどを通じて待望の夏祭りを満喫した。

 上片桐商栄会、商工会上片桐支会、地区公民館などでつくる実行委員会が主催。毎年7月の第1土曜日を開催日としており、飯田下伊那地域で行われる夏祭りの先駆けとしても知られている。同委によると、100年ほど前から続く津島神社祇園祭が前身とされ、時代の変遷とともに少しずつ姿を変え、現在の形になった。

 この日は、雨の影響でステージ会場が屋内に変更されたものの、上片桐保育園の園児や松川北小学校の児童が、ダンスや吹奏楽などの力強いパフォーマンスを披露。会場を埋めた住民の拍手と笑顔を誘った。飲食ブースには多くの人が並び、地元ならでは、祭りならではの味覚に舌鼓を打っていた。

 大澤幸治実行委員長は「素晴らしいアトラクションにおいしい料理、きれいな打ち上げ花火と、夏の夜を最後まで楽しんでほしい」と呼び掛けていた。