富山・福岡地域をアクロバットの町に 高岡でチーム結成、子どもたちがバク転・バク宙でイベント盛り上げ

AI要約

バク転やバク宙を披露する子どものアクロバットチーム「BLACK ARROWS(ブラック・アローズ)高岡」が富山県高岡市福岡地域を拠点に発足し、県内各地のイベントを盛り上げている。

藤本さんや知人の若手経営者らが中心となって4月に立ち上げた。現在は30人の幼稚園児から中学生までが所属。

きっかけは、藤本さんの長男がカポエイラを習っており、技を磨くため自主練習していたこと。地域貢献を目指して特技を生かした活動を始めた。

富山・福岡地域をアクロバットの町に 高岡でチーム結成、子どもたちがバク転・バク宙でイベント盛り上げ

 バク転やバク宙を披露する子どものアクロバットチーム「BLACK ARROWS(ブラック・アローズ)高岡」が富山県高岡市福岡地域を拠点に発足し、県内各地のイベントを盛り上げている。ゼネラルマネジャーの藤本翔太さん(40)=同市野村=は「子どもたちが元気に活動して、地域を活気づけられればいい」と話す。

 藤本さんや知人の若手経営者らが中心となって4月に立ち上げた。徐々にメンバーが増え、現在は幼稚園児から中学生までの30人が所属する。

 きっかけとなったのは、ブラジルの格闘技、カポエイラを習っている藤本さんの長男、悠翔さん(9)=高岡市能町小学校4年=が同市ふくおか総合文化センターで自主練習をしていたこと。アクロバティックな技を磨くためで、センター側はマットを貸し出して応援。支えに感謝を示そうと、特技を生かした地域貢献活動を思いついた。

 チームのメンバーは毎週金曜夜に同センターでインストラクターらから宙返りなどの手ほどきを受ける。悠翔さんは「もっと技術を磨いて多くの人に見てもらいたい」と話す。

 これまでに同市戸出地区で開かれた「第59回戸出七夕まつり」など四つのイベントに出演した。後方への宙返りを鮮やかに決めると、観客席から歓声が沸いたという。藤本さんは「福岡と言えばアクロバットと言ってもらえるよう精力的に活動したい」と意気込んだ。