93歳のレジェンドランナー・田中博男さんが今季初戦 「400mはやっぱりきつい」それでも…1分43秒02でフィニッシュ! 健在ぶりアピール
93歳のランナー・田中博男さんが健在ぶりをアピールする初戦で1分43秒02の好タイムを記録
田中さんは95歳での世界記録更新を目指し、長期的なビジョンを持って大会に取り組む意向を示す
マスターズ陸上のレジェンドとして、自分の年齢や体力に合わせた大会参加を考えている
93歳のご長寿ランナー・田中博男さんが今シーズン初戦で、健在ぶりをアピールしました。
田中さんが今シーズンの初戦に選んだのは「県民スポーツ・レクリエーション祭」です。大会では短距離3種目にエントリーしています―。
■「全然自信がありませんね…」しかし走り出すと…!
田中博男さん
「全然自信がありませんね。特に400メートルは…。1分50秒切りたいなとは思っている」
週4日ほどの練習は継続していますが、大会出場は2023年11月以来、約8か月ぶり。心配をしていましたが…。
400mを走りはじめると勢いは止まりません…!
田中博男さん
「タイムにこだわらずに走り切りたいという思いがあった。倒れる寸前でやっとゴールしました」
タイムにこだわりませんが、目標の1分50秒をきる1分43秒02でフィニッシュしました。
■「自分の年齢・体力を考えながら…」レジェンドの長期的なビジョン
マスターズ陸上のレジェンドのもとにはゴールを称える選手たちが集まります。
田中博男さん
「おつかれさまでした。おつかれさまでした。400mはやっぱりきつい」
その後は、100mと200mをきっちり走行。今シーズンは国際大会と全国大会を見送り、県内の大会に専念する意向ですが、健在ぶりをアピールしました。
田中博男さん
「今までのようにハードな大会をこなしてではなく、自分の年齢・体力を考えながらあと1年半ぐらい気持ちも体力もと思ている」
95歳での世界記録更新へ、田中さんは長期的なビジョンを持って大会への出場を続けます。