旭川いじめ問題 再調査委が市長に報告へ 自殺といじめの因果関係・市教委の対応などの問題点 判断は…
AI要約
旭川市の中学校に通う女子中学生のいじめ問題について、再調査委員会が調査を終了し、報告が市長に提出されることが発表された。
遺族側の不服により再調査が行われ、委員会はいじめの事実関係や自殺との関連性、対応策について非公開の会議を重ねてきた。
報告が市長に提出された後、記者会見が行われる予定となっている。
３年前、旭川市の中学校に通う女子中学生のいじめ問題で、旭川市は再調査委員会が調査を終了し、３０日にも市長に報告すると発表しました。
「旭川市いじめ問題再調査委員会」は教育評論家の尾木直樹氏を委員長とする５人で構成されています。
旭川市の中学校に通う当時２年生の廣瀬爽彩さんが３年前の２０２１年３月に市内の公園で凍死した状態で発見されました。
市教委の第三者委員会は翌年の２０２２年９月の最終報告でいじめの事実は認めた一方、自殺との因果関係は「不明」としていました。
これを、遺族側が不服とし、市が再調査委員会を２０２２年１２月に設置していました。
再調査委員会は、いじめの事実関係の再検証、いじめと自殺の関連性の再検証、学校・市教委の対応の問題点と再発防止策の３項目について、今月１３日までの間、およそ１年半にわたり非公開で２２回の会議を重ねてきました。
３０日は尾木委員長らが今津市長に報告をおこなったあと、記者会見が行われることになっています。
