SNSで暗号資産投資話...3860万円詐欺被害、福島の40代男性

AI要約

福島県福島市の40代男性が、SNSを通じて知り合った女性から約3860万円分の暗号資産をだまし取られる事件が発生。

男性は女性からの投資話を信じ、複数回にわたり暗号資産を購入し送金。しかし、出金手続きをしようとした際にさらなる金銭を要求される事態に直面。

男性が被害に気付き、警察に届け出たところ、詐欺事件として捜査が始まった。

 福島県福島市の40代男性が28日までに、交流サイト(SNS)を通じて知り合った女性から投資話を持ちかけられ、約3860万円分の暗号資産をだまし取られたと福島署に届け出た。同署は詐欺事件として捜査している。

 同署によると、男性のインスタグラムに昨年12月下旬ごろ、女性を名乗る人物からダイレクトメッセージが届き、LINE(ライン)でメッセージのやりとりをしていると、暗号資産への投資を持ちかけられた。話を信じた男性は今月上旬ごろまで複数回にわたり、計約3860万円分の暗号資産を購入、LINEで送付した。

 男性が出金手続きをしようとしたところ「税金や違約金がかかる」とさらに金銭を要求され、その後女性を名乗る人物と連絡が取れなくなったことから、被害に気付いたという。