「口座が凍結された」暗号資産の取引所名乗り電話 62歳男性、610万円だまし取られる 兵庫・西宮

AI要約

兵庫県西宮市で62歳の男性が暗号資産口座凍結解除という名目で610万円をだまし取られた事件が発生。

男性は携帯電話を通じて、暗号資産取引所関係者を名乗る女から口座凍結の連絡を受け、610万円の送金を行ってしまった。

男性は以前に暗号資産を購入しており、1300万円が凍結された口座にあると言われ信じてしまった。

「口座が凍結された」暗号資産の取引所名乗り電話 62歳男性、610万円だまし取られる 兵庫・西宮

 26日午後6時過ぎ、兵庫県西宮市の会社員男性(62)から「暗号資産(仮想通貨)の口座凍結解除名目で、約610万円をだまし取られた」と県警西宮署に届け出があった。同署は詐欺事件として調べる。

 同署によると、5月21日午後8時ごろ、男性の携帯電話に暗号資産取引所の関係者を名乗る女から「凍結された暗号資産口座がある。解除するために口座を開設して」と連絡があった。その後、外国金融機関の職員を名乗る男が電話口に出て、同28日~6月10日に指定された口座に指示通り計約610万円分の暗号資産を送金したという。

 男性は過去に暗号資産を購入したことがあり、男らとのやりとりの中で凍結された口座に約1300万円があると言われ、信じてしまったという。