能登半島地震の影響 固定資産税の納税通知書送付 約3か月遅れ 新潟市
新潟市では、能登半島地震の影響で固定資産税の納税通知書が3か月遅れで7月に発送されることになった。
被害が確認された住宅は1万5000棟以上であり、被害状況の調査が困難な状況となっている。
納税通知書の発送日や納税期間の変更があり、口座振替で納付している場合も9回に分割されて納税する。
元日に発生した能登半島地震の影響により、新潟市では例年4月に発送される固定資産税の納税通知書が約3か月遅れとなっていて、ことしは7月5日に発送されるということです。
新潟市では、元日の地震の影響でこれまでに約1万5000棟の住宅に被害が確認されています。
市では1月以降の住宅の被害状況の調査などから例年の作業が困難となり、固定資産税の納税通知書については約3か月遅れとなっています。
固定資産税は、毎年1月1日現在で、土地、家屋など固定資産を所有している人が、その固定資産の所在する市町村に納める税金のことをいいます。
7月5日に発送予定の納税通知書では、次のとおりとなります。
<全納・4期>※期間は納税期間
全納・第1期 7月16日から7月31日まで
第2期 9月16日から9月30日まで
第3期 12月16日から翌年1月6日まで
第4期 翌年2月16日から2月28日まで
毎月納付で口座振替による引き落としを申し出ている場合は、例年は12回に分けて納税しますが、ことしは7月以降の9回に分けて納税することになります。
また固定資産(土地・家屋)の評価額の縦覧は7月1日から7月31日、令和6年度分の固定資産関係の証明発行は7月1日からになるということです。