LINEで大雨などへの備えを! 生駒市「デジタル防災訓練」をリリース

AI要約

生駒市がLINEで実施できる「デジタル防災訓練」をリリース。地震編と大雨編の2種類あり、避難行動の重要性を強調。

大雨の際の避難行動について、デジタル防災訓練が県内に大雨の予報が発表された想定のもとで訓練を行う仕組み。気象情報やハザードマップの確認が重要。

過去の大雨被害に言及し、市民に梅雨時の大雨に備える必要性を訴える。生駒市が市民に対し防災意識を高める取り組みを行っている。

LINEで大雨などへの備えを! 生駒市「デジタル防災訓練」をリリース

 いつか来る大地震やこれからの大雨の災害に備えて、生駒市はLINEでできる「デジタル防災訓練」をリリースしました。

 生駒市が5月31日にリリースした「デジタル防災訓練」。訓練は「地震編」と「大雨編」の2種類あり、無料通信アプリ「LINE」で市の公式アカウントを友達追加することで実施できます。

本田まりあ リポーター

「では梅雨に備えて、きょうはこの大雨編をやってみたいと思います」

 大雨の際の避難行動は、時系列で整理することが大切とされています。デジタル防災訓練では、県内に大雨の予報が発表されたと想定し、気象情報やハザードマップなどを確認するよう促します。

本田まりあ リポーター

「赤いボタンを押すと、生駒市内の地図が出てきます。自分の住んでいる地域が、浸水想定区域や土砂災害警戒区域か確認できます」

 アプリ内では、大雨注意報から警報へと次第に状況が悪化していくなか、いつ避難すべきか確認する画面や、避難所の開設状況などが表示されます。

 生駒市によりますと2016年6月25日にも大雨で、竜田川流域で床上・床下浸水被害が発生したといいます。2024年は梅雨入りが遅れる中、大雨への備えをしてほしいと呼びかけています。

生駒市 防災安全課 宮崎裕也さん

「大雨や台風は、天気予報や進路予想とかで事前に備えることができる災害ですので、できるかぎり情報を早く取得できるツールをそれぞれが持っておくことが必要。(デジタル防災訓練で)簡単に防災を楽しみながら学んでもらえたらと思っています」